電力をすでに発電しているパワードシェル
多くのパワードシェルは、電力会社を待つだけの建物です。構造は完成し、光ファイバーも入っているのに、系統連系が認められるまで全体が遊休状態のままです。GRECOのシェルは敷地内で自ら発電するため、引渡し日は順番待ちの順位ではなく工事工程で決まります。
パワードシェルとは何ですか
パワードシェルとは、構造体、受電設備、通信回線を備えて引き渡される専用設計のデータセンター建物で、内部は空調済みのスケルトン状態のまま残されているものです。デベロッパーが外皮と電力を提供し、テナントがその内部のすべてを設計・施工します。
これは他の2つの選択肢の中間にあります。素の産業用建物は安価ですが、実用的な電力もデータセンターとしての設計もありません。ターンキー区画は完全に仕上がり試運転済みで引き渡されますが、kWあたりのコストは高く、冷却と電気の構成に対するテナントの裁量ははるかに小さくなります。パワードシェルはその中間です。難しい部分 — 電力と建物 — を引き継ぎつつ、内部の設計権はお客様が持ち続けます。
同じ考え方をもう一段手前に適用した「パワードランド」という言葉が使われることもあります。電力が確保されたインフラ整備済み用地で、建物はまだない状態を指します。
誰が何を提供するか
貸主とテナントのスコープの境界は、早い段階で合意しておく価値が最も高い事項です — パワードシェルの取引がつまずくのは、たいていここです。
GRECOが提供するもの
- ·建物外皮、床スラブ、構造体
- ·建物への受電設備
- ·オンサイト発電設備と開閉装置
- ·光ファイバー引込みと配線経路
- ·造成工事、外周セキュリティ、アクセス
お客様が施工するもの
- ·賃借区画内の冷却設備と分配系統
- ·UPS、PDU、内部の電気構成
- ·ラック、コンテインメント、構造化配線
- ·ビル管理と監視
- ·内部のセキュリティと入退室管理
パワードシェル、ターンキー、マネージドの比較
GRECOのキャンパスで容量を確保する3つの方法です。どれが適するかは、内部の設計を自社で担いたいかどうかで決まります。
パワードシェル
建物と電力をお引き渡しします。内装・設備工事はお客様が自社の基準で設計・施工します。
ターンキー容量
仕上げ・冷却・試運転済みの容量をkW単位でリースします。内装・設備工事はGRECOが負担します。
マネージド導入
GRECOがDell PowerEdgeを含む機器群の仕様策定、調達、ラック実装、運用をマネージドサービスとして行います。
電力の問題がすべてを決める理由
並ぶべき順番待ちがない
北米の多くの地域では、大規模な新規負荷が電力会社の系統連系に5年から7年待ちます。メーター内側の発電はその順番待ちに入らないため、シェルは工事工程どおりに通電します。
お客様に合わせて増える電力
初日に電力会社が認めた容量で頭打ちになるのではなく、負荷の増加に合わせてモジュール単位で容量を追加します。
収益源としての熱
ホールは当初から液冷を前提に設計され、回収熱は大気に捨てるのではなく50 °Cで計量して地域熱供給へ送り出します。
パワードシェル型データセンター:よくあるご質問
シェルについてご相談ください
スコープ、フェーズ計画、商業条件はいずれも敷地ごとに異なります。最初の対話として有用なのは、どれだけの容量が、いつ通電した状態で必要かという点です。